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最終更新日 2007年6月8日
セミナーの内容紹介
   
レミフェンタニルの上手な使い方
2007年6月29日(金) 18:30〜19:30
 
 このセッションでは,本年1月に発売されたレミフェンタニルを活用するノウハウを提供いたします。まずはじめに,司会を担当する私(長田 理)が「レミフェンタニルではじめる全静脈麻酔TIVA」とし て,レミフェンタニルとプロポフォール(TCI)による麻酔管理 の実際をご紹介します。次に,全国各地で開催されたレミフェンタニル 発売記念講演会において寄せられた質問をもとに想定した臨床現場での疑問点に対して,レミフェンタニル使用経験の豊富な小原明香先生(東京警察病院麻酔科)に現実的な対応方法をお話しいただきます。
 一方,レミフェンタニルはその特性から術後疼痛対策の必要性が発売前から指摘されています。また発売されからまだ半年にも満たない薬物 であるため,臨床治験の対象となっていない心臓外科・脳神経外科領域 での活用方法についても興味が持たれています。そこで,この2つの テーマに関して,それぞれ1名の演者を公募することといたしました。 文献的考察ではなく,実際に臨床で使用して見いだされたノウハウを15分から20分ほどでご発表頂き,セミナー参加者と一緒に討論できる ことを願っております。
 このセッションでご発表を希望される方は,第4回麻酔科学サマーセ ミナーのホームページから,演題分類を「シンポ・ワークショップ」と してご応募ください。ご発表いただく演者には,セミナー事務局より交通費・会場ホテル宿泊費(1泊分)をお支払いいたします。(セミナー参加登録および交通・宿泊については,各自で手配をお願いいたします。)なお,応募者多数の場合には,抄録をもとに世話人が協議・選考させていただきます。皆様のご応募を心よりお待ちしております。
   
 
長田 理(東京警察病院麻酔科)
 
エコーガイド下末梢神経ブロック Hands-on
2007年6月30日(土) 8:00〜9:30
   

 最近の麻酔方法のトレンドは、“質の高い術中管理”と“質の良い麻酔からの覚醒”です。特に後者は、患者の反応がその答えとなって返ってくるため、患者が覚醒した瞬間に“質の善し悪し”が判明します。さて、“質の良い覚醒”を決める大きな因子として、術後鎮痛は非常に大きなウェートを占めるのではないでしょうか? さて、超音波ガイド下に鎖骨下動静脈や腋下動静脈を観察すると、その周辺にいくつかの神経が確認されます。その神経をブロックすることができれば、四肢の術後鎮痛を提供することが可能となります。しかし、この手技を独学で行うのはなかなか困難です。なぜなら、それぞれの手技にはいくつかの“秘伝”の技術が必要だからです。神経の描出、神経針の進め方、ブロックに用いる薬剤の種類と投与量、合併症の種類とその回避など・・・。今回の麻酔科サマーセミナーでは、超音波ガイド下神経ブロック技術に精通したインストラクターのもと、この“秘伝”の技術をHands-on形式で伝授したいと考えております。もちろん、ボランティアを用いて、実際の生体で神経描出も行います。

 “秘伝”の技術を習得したい、いや習得すべき多くの麻酔科医の参加を待っています。

   
 
垣花 学(琉球大学麻酔科)
   
研修医セッション
2007年6月30日(土) 16:30〜18:00
   
新しい研修制度がスタートして4年が経過した.

 第2回麻酔科学サマーセミナーでは,「いかにして麻酔科医をリクルートするか?」と題し,変貌を遂げる制度に喘ぐ大学および市中病院の指導者の視点から,リクルートの実態と戦略を述懐していただいた.勝ち組,負け組というキャッチーなコピーが広く物議を醸したことは今だに記憶に生々しい.昨年の第3回麻酔科学サマーセミナーの「麻酔後期研修の理想と現実」は,後期研修医の第一期生を迎えた指導者と,第一期生自身の両者の立場からの発言によって制度の実態を炙り出す好機となった.

 今回はこれまでのパネルディスカッション形式ではなく,ポスター形式とした.過去2回とは異なり,用意されたテーマの呪縛を放れて自由な発言を促す意図がある.即ち制度が孕む問題が多岐にわたる結果である.今や後期研修医は臨床業務の担い手として第一線で麻酔科医療に従事しており,様々なストレスに曝されている.また,初期研修と後期研修で異なる施設を選択する研修医も多く,歩留まり率の極めて低い施設も存在する.初期研修後に後期研修施設を選択する彼らなりの基準についても是非本音を吐露して欲しいと願っている.さらには指導者の立場からの発言も交え,新しい制度に翻弄されつつも,次代を見据えて対策を練る施設の実態を浮き彫りにしたい.多くの研修医および指導者の参集を乞う.

   
 
中山英人(東京都立神経病院 麻酔科・ICU)
   
ロクロニウムシンポジウム − TIVAのフィナーレを飾るロクロニウムの登場
2007年6月30日(土) 18:00〜19:30
 
 さて,われわれ日本の麻酔科医たちも,欧米から遅れること13年目にしてやっとロクロニウムを手に入れることができそうだ.最近使えるようになったレミフェンタニルも欧米から11年後の発売だった.ともかく,これで鎮静薬プロポフォール,鎮痛薬レミフェンタニル,そして筋弛緩薬ロクロニウムで理想的なバランス麻酔TIVAを行うことができることになる.理想的なTIVAをどのように追求していくのか,ロクロニウムの発売を心待ちにしながら,沖縄の夜に語ってみよう.
   
 
山蔭 道明(札幌医科大学医学部麻酔科)
   
PCプレゼンテーション − 達人のコツ
2007年7月1日(日) 8:00〜9:00
   
 パソコンの画面を使用してプレゼンテーションを行う,いわゆるPCプレゼンテーションがすっかり定着しました.PCプレゼンテーションの作成や発表自体はそれほど難しいことではありません.しかし,実際に学会などで発表を聞いていると,表現技法という点でまだまだ工夫が必要な演者が多いのも事実です.
 そこで,サマーセミナーの最後のセッションでは,二名のプレゼンテーションの達人に,Windows(広島大学 讃岐美智義先生)とMac(東京都立神経病院 中山英人先生)それぞれのPCプレゼンテーションのコツをご披露していただきます.達人たちのワザ,経験,それにプレゼンテーションへのこだわりは,きっと役に立つはずです.
   
 
内田 整(国立循環器病センター麻酔科)
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Copyright (C) 2007 Summer Seminar in Anesthesiology